1:名無しの怖がり
暇やし、5年くらい前に体験したガチで洒落にならん話書いてくわ。
信じるか信じないかは任せる。
2:名無しの怖がり
嘘松乙
6:名無しの怖がり
お、オカルトスレか?
はよ書けや
10:名無しの怖がり
期待
スペック晒せ
13:名無しの怖がり
当時大学生で、サークルの連中4人で関西の某有名廃ホテル(仮にHホテルとする)に行った。
メンバーは俺、A(運転手)、B(ムードメーカー)、C(女子)。
17:名無しの怖がり
女おるやんけ!はい解散
18:名無しの怖がり
爆破予告かな?
21:名無しの怖がり
Hホテルってあそこか?
あそこガチでヤバいって地元でも有名やん
23:名無しの怖がり
スペックは当時21歳、今は普通のサラリーマン。
霊感とかは全くない、というかその事件まではオカルト全般馬鹿にしてた。
Hホテルは山の上にあって、夜中に行くとまじで真っ暗。
中に入るのは不法侵入になるから、外観だけ見て帰ろうって話だった。
25:名無しの怖がり
チキンで草
29:名無しの怖がり
賢明な判断やな
あそこ普通に警察巡回しとるしな
33:名無しの怖がり
んで?何が起きたんや
37:名無しの怖がり
ホテルに着いたのが深夜2時くらい。
霧がすごくて、車のライトつけても数メートル先しか見えんレベル。
車から降りて、ホテルの入り口(ベニヤ板で塞がれてる)の前で写真撮ったりしてワイワイしてた。
Bが「おーい、中から誰か見てるぞー」とか不謹慎な冗談言ってて、Cが怖がってた。
39:名無しの怖がり
B死亡フラグ立ててて草
42:名無しの怖がり
これBが乗っ取られるやつや
45:名無しの怖がり
定番の展開やな
47:名無しの怖がり
15分くらい滞在して、特に何も起きないから帰ることにした。
車に乗って山を下り始めたんだけど、さっきまでうるさかったBが、助手席で一言も喋らなくなった。
うつむいて、スマホをずっといじってる。
Aが「B、ビビりすぎやろww」って弄っても、完全に無視。
51:名無しの怖がり
ほう
54:名無しの怖がり
スマホでなんJ見てたんやろ(適当)
58:名無しの怖がり
Bのスマホの画面に何も映ってないパターン
61:名無しの怖がり
その時はみんな「疲れて寝落ちしかけてるんやろ」くらいに思ってた。
Cを実家まで送って、Bをアパートまで送った。
Bは車を降りる時も、ボソッと「じゃあな」って言っただけで、一回も俺らの顔を見なかった。
最後に俺がアパートに送ってもらって、その日は解散。
本当の恐怖はここからだった。
63:名無しの怖がり
キタキタ
67:名無しの怖がり
ゾクゾクしてきた
70:名無しの怖がり
イッチの部屋に何かいるパターンか
74:名無しの怖がり
自分のアパート(2階建ての2階)に帰って、速攻で風呂入って布団に入った。
疲れてたからすぐ眠れると思ったんだけど、なぜか目が冴えて眠れない。
部屋の中が、異常に冷える。エアコンもつけてないのに。
しかも、なんか生臭いというか、ドブみたいな臭いが薄っすら漂い始めた。
76:名無しの怖がり
換気扇回せ
78:名無しの怖がり
下水逆流したんやろ
アパートの配管がクソなだけ
79:名無しの怖がり
霊って生臭い匂いするって言うよな
あれガチなんか
80:名無しの怖がり
マジレスすると霊障の生臭さは硫黄とか腐生臭に近いらしいで
83:名無しの怖がり
配管のせいだと思って無視しようとした。
そしたら、ベランダの方から音がした。
「コト…コト…」って、何か軽いものが当たるような音。
風かなと思ったけど、その日は風なんて全く吹いてなかった。
カーテン越しにベランダを見たら、すりガラスの向こうに、人影みたいなシルエットが見えた。
87:名無しの怖がり
ヒエッ…
90:名無しの怖がり
2階やろ?泥棒やんけ!警察呼べ!
92:名無しの怖がり
泥棒(物理)の方が怖くて草
93:名無しの怖がり
心霊スポット行った後にそれとか心臓止まるわ
94:名無しの怖がり
心臓バクバク言った。
泥棒だと思ったから、声も出せない。
スマホを握りしめて、警察に電話しようか迷ってた。
その時、人影がゆっくり動き始めた。
すりガラスに、べったりと「両手」を押し付けるように。
でもな、その手の位置がおかしい。
ガラスの上のほう、明らかに身長2メートル以上ないと届かない位置に手がある。
96:名無しの怖がり
ギャアアアアアア
100:名無しの怖がり
あかんやつや
102:名無しの怖がり
巨人やんけ
103:名無しの怖がり
そのまま、その影がガラスを「爪」で引っ掻き始めた。
キーーーーって音が部屋に響く。
俺は布団を頭から被って、ガタガタ震えながら朝になるのを待った。
いつの間にか寝てたみたいで、気がついたら外が明るくなってた。
104:名無しの怖がり
生きててよかったな
106:名無しの怖がり
朝になったら消えてるの、霊のルール守ってて好き
109:名無しの怖がり
嘘松だとしても文章うまくて引き込まれるわ
はよ続き
113:名無しの怖がり
翌朝、恐る恐るベランダのカーテンを開けてみた。
何もいない。
窓の鍵も閉まってる。
でも、ガラスの外側に、べったりと泥みたいな手形が残ってた。
それも、上から下へ引きずったような跡。
それ見て一気に現実感が増して、吐きそうになった。
114:名無しの怖がり
うわあああああ
116:名無しの怖がり
ガチやんけ
117:名無しの怖がり
泥棒が脚立使った説
119:名無しの怖がり
↑そんな面倒なことする泥棒おるかよww
120:名無しの怖がり
パニックになってたら、タイミングよくA(運転手)から電話がかかってきた。
出たら、Aの声がめちゃくちゃ震えてる。
「イッチ、ニュース見たか? Bが事故った」
121:名無しの怖がり
え?
122:名無しの怖がり
B逝ったか
125:名無しの怖がり
やっぱりBの様子がおかしかったの伏線だったんやな
126:名無しの怖がり
Aの話によると、Bはあの日の明け方、車でトラックに正面衝突したらしい。
幸い命に別状はなかったんだけど、両足骨折の重傷。
事故の原因が異常で、Bは「助手席に知らない女が乗ってて、ハンドルを急に横から掴まれた」って警察に言ってるらしい。
もちろん、同乗者なんていなかった。
130:名無しの怖がり
ひえ…
133:名無しの怖がり
助手席って、あの時Bが座ってた席やんけ
134:名無しの怖がり
Hホテルで連れてきちゃったんやな…
138:名無しの怖がり
Aと電話で話して、お互い鳥肌が止まらなくなった。
俺もベランダの手形の話をAにした。
Aは「俺のところは今のところ何もないけど、これガチでヤバい。お祓い行こう」って言い出した。
Cにも連絡したら、Cはあの夜から40度近い高熱で寝込んでるらしい。
4人中3人が異常事態。
139:名無しの怖がり
呪いのビデオかな?
142:名無しの怖がり
運転手のAだけ無傷なのが不気味やな
146:名無しの怖がり
Aが一番怪しい定期
148:名無しの怖がり
その日の午後、Aが車で俺を迎えに来てくれた。
車に乗るのめちゃくちゃ怖かったけど、一人で部屋にいる方が無理だった。
Aの知り合いの実家が、由緒正しい神社らしくて、そこにアポ取ってくれた。
車内は重苦しい空気で、誰も喋らない。
俺のスマホに、さっきから非通知の着信が何度も入る。
怖くて出られなかった。
152:名無しの怖がり
非通知はアカン
153:名無しの怖がり
誰からやねん
157:名無しの怖がり
霊って電話かけてくるんか?現代的やな
160:名無しの怖がり
貞子リスペクトやぞ
162:名無しの怖がり
神社に着いた。
かなり山奥にある、古いけど手入れされてる神社。
神主さん(Aの友達の親父さん)が出てきた瞬間、俺らの顔を見て顔色を変えた。
「お前たち、どこに行ってきた」
第一声がそれだった。
164:名無しの怖がり
定番のセリフきたあああ
165:名無しの怖がり
「これ以上は私の手には負えん…」って言われるやつや
167:名無しの怖がり
テンプレだけどゾクッとする
169:名無しの怖がり
神主さんは俺らをお堂に通して、すぐに塩を撒いた。
「お前たち、死人の家(廃ホテルのこと)に入ったな。それも、一番入ってはいけない場所に」
俺らは入ってない、外にいただけだと説明した。
そしたら神主さんが、俺の後ろをじっと見つめながらこう言った。
「外にいただけでも、波長が合えば憑いてくる。特に、そこの彼(俺のこと)は、一番気に入られている」
170:名無しの怖がり
イッチロックオンされてて草
172:名無しの怖がり
イッチ、お持ち帰り成功おめでとう!
174:名無しの怖がり
嬉しくないお持ち帰り
178:名無しの怖がり
神主さんが言うには、俺に憑いてるのは「水の底に沈んだ女の霊」らしい。
Hホテルの近くに古い貯水池があるんだけど、昔そこで自殺者があったらしい。
その霊が、肝試しに来る若い男を品定めして、連れて帰るんだと。
Bが事故ったのも、俺を孤立させるために周りを攻撃した結果らしい。
181:名無しの怖がり
執着心すごくて草
183:名無しの怖がり
メンヘラ幽霊とか最悪やんけ
185:名無しの怖がり
貯水池ってガチのやつやん。
水系の霊はマジで執着心強いからお祓いも一苦労するらしいな。
189:名無しの怖がり
お祓いが始まった。
神主さんが大声で祝詞を上げ始めたんだけど、途中から頭が割れるように痛くなった。
耳鳴りが凄くて、キィィィィンって音が頭の中で響く。
ふと横を見ると、お祓いを見ていたAが、白目を剥いてガタガタ震えてる。
そして、お堂の障子の向こうに、あの「人影」が立ってるのが見えた。
192:名無しの怖がり
障子の向こうwwwww
194:名無しの怖がり
追いかけてきとるやんけ!
198:名無しの怖がり
結界とかないんかその神社
202:名無しの怖がり
障子が、外から「トントン、トントン」って叩かれた。
昨日のベランダと同じ音。
神主さんの祝詞の声がさらに大きくなった。
「帰れ!去れ!」って叫びながら、お札を障子に向けて投げた。
その瞬間、バチィィィン!って凄い音がして、境内の灯籠が一つ割れた。
206:名無しの怖がり
物理攻撃で草
209:名無しの怖がり
灯籠割れるとか戦闘力高すぎやろ
211:名無しの怖がり
映画化決定
215:名無しの怖がり
それから10分くらいして、ようやく耳鳴りが収まった。
気がついたら、俺は床に倒れてて、汗びっしょりだった。
神主さんも肩で息をしてて、「何とか引き剥がしたが、完全には消え去っていない。お前の執着の糸は切ったが、また近づけば一瞬で引き戻される」って言われた。
お守りを渡されて、その日は帰された。
218:名無しの怖がり
終わった…のか?
221:名無しの怖がり
CとBはどうなったんや?
223:名無しの怖がり
その後、Bは無事退院して実家に帰った。今でも少し足を引きずってる。
Cは熱が下がって普通に戻ったけど、あの夜の記憶が一部抜けてるらしい。
Aは無事。
俺はというと、そのアパートはすぐに解約して、実家に戻った。
227:名無しの怖がり
実家最強説
228:名無しの怖がり
避難できてよかったな
引っ越し費用高かったやろ
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