1:名無しのオカルト部員
おい聞いてくれ、先週の連休に友達と3人で北海道の羽幌炭鉱跡に行ったんや
ガチで洒落にならん体験したから吐き出させてくれ
5:名無しのオカルト部員
どうせ嘘松
はい解散
9:名無しのオカルト部員
羽幌炭鉱ってあの円形校舎があるところか?
廃墟マニアの間では超有名だけど心霊スポットでもあるよな
10:名無しのオカルト部員
>>
そう、太陽小学校の円形校舎
あとボロボロの炭鉱アパートが並んでるとこや
13:名無しのオカルト部員
熊に食われなかっただけマシと思えよ
あそこらへんガチの熊出没地帯やぞ
16:名無しのオカルト部員
イッチスペックはよ
あと写真あるならハラデイ
20:名無しのオカルト部員
スペック
ワイ:20代半ば、運転担当、ビビリ
A:オカルト大好き、今回の発案者
B:陽キャ、霊感ゼロで終始舐めプ
23:名無しのオカルト部員
写真はこのスレの流れ次第で貼るわ
ちょっと特定怖いからな
25:名無しのオカルト部員
特定ってあの山奥で誰に特定されるんやメンス
27:名無しのオカルト部員
まーたホラ吹きか
どうせ「白い影が見えました〜」とかだろ
30:名無しのオカルト部員
あそこ行くまでの道がすでにホラーなんだよな
街灯一切なくて、霧出たら一寸先も見えんくなる
33:名無しのオカルト部員
>>
それな
オロロンラインから山の中に入っていく段階で引き返したくなるレベルで暗い
35:名無しのオカルト部員
続きはよ
何があったんや
36:名無しのオカルト部員
深夜2時くらいに現地着いたんや
築別炭鉱のあたり
アパートの廃墟が並んでるのがライトに照らされて、それだけでチビりそうだった
38:名無しのオカルト部員
アパートはガチでやばい
あそこ当時は数千人が住んでたのに、閉山で一瞬にしてゴーストタウンになったからな
残された生活感がエグい
41:名無しのオカルト部員
ワイ「これマジで入るん? 熊も怖いし帰ろうや」
B「ここまで来て帰るとかチキンすぎwww」
A「ほら、円形校舎の方行こうぜ」
こんな感じで探索スタートした
42:名無しのオカルト部員
典型的な死亡フラグで草
43:名無しのオカルト部員
Bが絶対最初に死ぬキャラやん
45:名無しのオカルト部員
まずは太陽小学校の円形校舎に向かったんや
中には入らずに、外からスマホのライトで照らしながら歩いてた
そしたらAが「おい、なんか音聞こえんか?」って言い出した
47:名無しのオカルト部員
風の音定期
51:名無しのオカルト部員
建物のきしむ音やろ
山奥だし風強いぞあそこ
55:名無しのオカルト部員
ワイも最初そう思った
でもな、明らかに「パタパタパタ……」って、子供が廊下を走るような軽い足音が聞こえるんよ
それも、円形校舎の内側から
56:名無しのオカルト部員
ヒエッ……
59:名無しのオカルト部員
子供の足音は怖すぎる
あそこ小学校だもんな
63:名無しのオカルト部員
真面目な話、羽幌炭鉱が全盛期の頃は子供もめちゃくちゃ多くて活気あったらしいな
閉山後に寂れて誰もいなくなったから、子供の霊が遊び相手探してるって噂はある
64:名無しのオカルト部員
B「おいおい、誰か住んでるんじゃね? 浮浪者とか」
ワイ「こんな山奥にいるわけないやろ、帰るぞ!」
ってワイが半泣きでBの袖引っ張ったら、
「あはははは!」って、はっきりとした子供の笑い声が耳元で聞こえた
全員フリーズした
68:名無しのオカルト部員
ファッ!?
72:名無しのオカルト部員
耳元はアカン
76:名無しのオカルト部員
イヤホン推奨スレ
80:名無しのオカルト部員
Bもさすがに顔引きつらせて「今のスマホの音だよな?」とか言い出す始末
でも全員スマホはポケットにしまってた
その瞬間、円形校舎の2階の窓から、白いモヤみたいなのがスーッと降りてくるのが見えたんや
82:名無しのオカルト部員
うわああああああああああああ
86:名無しのオカルト部員
はい嘘松
モヤが降りてくるとかファンタジーかよ
87:名無しのオカルト部員
リアルにビビると声出なくなるよな
89:名無しのオカルト部員
マジで体動かんくなった
でもAが「走れ!!!」って叫んで、全員で車に向かってダッシュした
そしたら、後ろから「待ってー」って、さっきの子供の声が追いかけてくるんよ
足音も「パタパタパタ!」って物凄い勢いで近づいてくる
92:名無しのオカルト部員
怖すぎワロタ……ワロタ……
93:名無しのオカルト部員
熊じゃなくてよかったな
97:名無しのオカルト部員
これ半分ホラー映画だろ
99:名無しのオカルト部員
なんとか車に乗り込んで、ワイが速攻でエンジンかけた
アクセル踏み込んで、とにかくあの場所から離れようとしたんや
でも、本当の恐怖はここからだった
101:名無しのオカルト部員
ここからかいな
105:名無しのオカルト部員
車の中に乗ってきたパターンか?
108:名無しのオカルト部員
バックミラー見たらなんか映ってたとかやろ
110:名無しのオカルト部員
ワイは必死に運転して、炭鉱アパートの横を通り過ぎようとした
そしたら、道路の脇に並んでるアパートの、3階の窓がパッと光ったんや
電気が通ってるわけない廃墟のアパートやぞ?
112:名無しのオカルト部員
電気が通ってるわけないのに?
113:名無しのオカルト部員
それ懐中電灯持った他の肝試しグループじゃないの?
116:名無しのオカルト部員
>>
ワイも一瞬そう思った
でもな、光の色が普通のライトじゃないんや
赤黒いというか、古いカマドの火みたいな、不気味なオレンジ色の光
しかも、その窓の中に、炭鉱夫のヘルメット被った男が立ってこっちを見てた
120:名無しのオカルト部員
煤だらけの顔した男が、にやぁって笑いながら手振ってたんや
123:名無しのオカルト部員
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
125:名無しのオカルト部員
ガチで洒落になってなくて草
129:名無しのオカルト部員
炭鉱で亡くなった人の霊なんか?
羽幌はそこまで大規模な落盤事故とかは少なかったはずだけど、ゼロじゃないしな
132:名無しのオカルト部員
>>
羽幌炭鉱は比較的安全な優良炭鉱って言われてたけど、それでも作業中の事故で亡くなった方は累計でかなりの数にのぼるはず
それに閉山後の寂れ方が急激だったから、土地の怨念みたいなのが溜まりやすいのかもな
134:名無しのオカルト部員
その炭鉱夫を見た瞬間、車のフロントガラスに「ベチャッ!」って何かが当たった
泥かと思ったら、真っ黒い水、いや、石炭の粉が混ざったような水だった
それがワイの運転席側の窓にもビッシャリ張り付いて、外が見えなくなった
137:名無しのオカルト部員
ファーーーwwwwwwwwwww
139:名無しのオカルト部員
視界遮るとか殺しにきてて草
141:名無しのオカルト部員
ワイ「うわああああ! 前見えん!」
B「ワイ! 右! 右に曲がれ!!」
Bがパニックで叫ぶから、ワイもパニックでハンドル切った
そしたらタイヤが泥にハマって空回りし始めた
エンジンはかかってるのに、車が前に進まない
145:名無しのオカルト部員
詰んでて草
147:名無しのオカルト部員
これそのまま朝までパターン?
151:名無しのオカルト部員
車内どうなってたんや
155:名無しのオカルト部員
車内はもうパニックよ
Aは助手席で頭抱えてぶつぶつ念仏唱えてるし、
舐めプしてたBは「ごめんなさいごめんなさい」ってガチ泣きしてる
ワイは必死にアクセル踏み続けるけど、空回りする音が響くだけ
そしたら、車の屋根に「ドン! ドン!」って、何かが上から落ちてくるような音がし始めた
159:名無しのオカルト部員
上から……?
163:名無しのオカルト部員
さっきのアパートの窓から飛び降りてきたんか?
165:名無しのオカルト部員
それか、さっきの子供か
169:名無しのオカルト部員
屋根を叩く音がだんだん激しくなって、
「ドン! ドン! ドン! ドン!」って、まるで無数の手で叩かれてるみたいになった
さらに、運転席の窓の、あの黒い水が垂れてる部分に、内側からじゃなくて外側から「手形」がペタペタとつき始めた
泥水が削れて、人の手の形になっていくんや
小さくて細い、子供の手形がびっしりと
170:名無しのオカルト部員
ヒエッ……ガチで鳥肌立った
174:名無しのオカルト部員
手形は王道だけど一番怖い
178:名無しのオカルト部員
その手形の中に、一つだけめちゃくちゃデカい、大人の男の手形が混ざってた
それがワイの顔の真横のガラスに「バン!!!」って叩きつけられた
ガラスにヒビが入るかと思うくらいの衝撃だった
ワイはもう限界で「うわあああああ!」って叫びながら、シフトレバーをバックに入れた
180:名無しのオカルト部員
バックしたんか
181:名無しのオカルト部員
前進がダメならバックやな
臨機応変で有能
185:名無しのオカルト部員
バックに入れた瞬間、なんか「ガリガリガリ!」って嫌な音がしたけど、奇跡的に泥から抜け出せた
そのままライトをハイビームにして、バックで100メートルくらい激走した
バックミラー越しに見えるアパートの窓から、何十人もの「影」が身を乗り出してこっちを見てるのが見えた
186:名無しのオカルト部員
何十人も!?
ゴーストタウンどころか大盛況やんけ
188:名無しのオカルト部員
想像したら絵面が怖すぎる
全員でこっち見てるアパートの廃墟
191:名無しのオカルト部員
炭鉱アパートって生活のすべてがそこで完結してたから、コミュニティの繋がりが異常に強かったらしいな
よそ者が深夜に荒らしに来たから、住民総出で追い出しにかかったのかも
192:名無しのオカルト部員
>>
それ一理あるな
あそこは「ヤマの掟」みたいなのがあったらしいし
196:名無しのオカルト部員
なんとか広い道に出て、車をUターンさせて死に物狂いで山を下りた
国道(オロロンライン)に出た瞬間、本当に涙が出た
コンビニの明かりが見えたときの安心感は異常
197:名無しのオカルト部員
コンビニは世界の救い
198:名無しのオカルト部員
サンキューセブンイレブン
セイコーマートかもしれんが
200:名無しのオカルト部員
>>
セコマやで
メロンソフト食って落ち着こうとしたけど、全員手が震えてそれどころじゃなかった
202:名無しのオカルト部員
で、車はどうなったん?
手形とか残ってたんか?
205:名無しのオカルト部員
明るいセコマの駐車場で車を確認したんや
そしたら、フロントガラスとサイドの窓、ガチで「真っ黒い泥」で汚れてた
泥っていうか、洗車してもなかなか落ちない、ザラザラした黒い粉(多分石炭の粉)
そして、屋根の上にはベコベコに凹んだ凹みがいくつもあった
まるで上から人が飛び降りて踏みつけたみたいに
206:名無しのオカルト部員
うわあ……
物証アリかよ
208:名無しのオカルト部員
凹みは言い逃れできんな
修理代高そう
212:名無しのオカルト部員
>>
修理代はAとBと3等分したわ
Bはそれ以来、心霊スポット行こうって絶対言わなくなった
ワイもあそこ周辺のエリアには二度と近づかないって決めた
213:名無しのオカルト部員
これガチなやつやん
羽幌は洒落で冷やかしに行く場所じゃないな
214:名無しのオカルト部員
北海道の炭鉱跡は、本州の心霊スポットとはスケールが違うわ
大自然に飲み込まれつつある廃墟っていう独特の不気味さがある
217:名無しのオカルト部員
円形校舎、まだ残ってるんだっけ?
解体されるって噂聞いたことあるけど
219:名無しのオカルト部員
>>
まだ残ってるよ
でも立ち入り禁止だし、崩落の危険もあるから物理的にも絶対入っちゃダメなやつ
223:名無しのオカルト部員
まあ、生きて帰れてよかったな
イッチ乙
226:名無しのオカルト部員
お祓いとか行った方がええんちゃう?
228:名無しのオカルト部員
>>
一応、地元の神社でお祓いしてもらった
神主さんに「どこ行ってきたんだ?」って聞かれて「羽幌の炭鉱の方です」って言ったら、めちゃくちゃ渋い顔されたわ
「あそこは遊び半分で行くところじゃない」って怒られた
232:名無しのオカルト部員
そら怒られるわ
235:名無しのオカルト部員
成仏してない霊がいっぱいいるんやろな
昔の炭鉱労働は過酷だったって聞くし
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